人間関係

リョウマ

「パパ!ひろきがまた私のマテ茶のストロー(ボンビージャ)を使った!汚い!」「姉貴の声がデカいのが汚いんだよ!大体、肉の焼き加減はレアが至高だってアルゼンチン人も言ってる!」「ここは我が家よ!郷に入っては郷に従え、ミディアムレアにしなさい!」...
人間関係

ラーメンスープ④

高血圧の原因になる塩分をいかに減らすか、若いうちから心がけておくと良い習慣があります。今回はそのことについて、物語の中でお伝えいたします。その第4回目(最終回)です。納豆朝。雄大は、昨日買ったアボカドを切りながら(まだ上手く切れない)、「今...
健康

ラーメンスープ③

ルミは、ユリの同期で、病棟でも有名な「健康オタク看護師」。そして雄大とは??ルミはユリの同期で、結婚式にも出席している。雄大とは「ユリの旦那さん」として顔見知り。以前、ユリの家で鍋パーティーをしたときに会っている。今回はそのルミさんによる減...
人間関係

ラーメンスープ②

高血圧の原因になる塩分をいかに減らすか、若いうちから心がけておくと良い習慣があります。今回はそのことについて、物語の中でお伝えいたします。その第2回目です。隠れ塩分朝。雄大が出勤準備をしていると、スマホが震えた。差出人:ルミ。件名:【今日の...
健康

ラーメンスープ①

長岡市の総合病院。夜勤のナースステーションは、深夜2時でも静かにならない。点滴のアラーム。ナースコール。廊下の足音。その中で、ユリ(看護師17年目・36歳)は、ふとスマホを取り出した。(雄大、今ごろ寝てるよね)メッセージ夫・雄大は営業マン。...
人間関係

安心の音

三重県の郊外。見渡す限りの田んぼの中に突如として現れる巨大な、改装してイオンモールになる前のジャスコがあった。その一角にある自転車専門店ソーリンの店長を務めるのが、鈴木れい子(37)である。「はい、いらっしゃいませ! パンク修理ですね、30...
人間関係

タクシー

三重県津市。日本一短い名前の市として知られるこの街で、時田剛(ときたつよし・37)は今日もタクシー会社の無線室にいた。「はい、時田です。津駅東口に1台ですね、5分で向かわせます」配車係ひっきりなしに鳴り響く電話を受け流し、的確に配車を組んで...
人間関係

長岡の風⑦

長岡駅前のベンチ。信介は缶コーヒーを開け、空を見上げていた。「さて、今日もなんとかなるわ」すると、ゆっくりと杖をついた男性が近づいてきた。70代後半、背筋は伸びているが、どこか寂しげな表情。人生に迷う70代男性夫婦「すまん。あんたがなんとか...
人間関係

長岡の風⑥

長岡駅前のベンチ。信介は缶コーヒーを開け、空を見上げていた。「さて。今日もなんとかなるわ」すると、スーツ姿の男性がふらふらと近づいてきた。40代半ば、ネクタイが曲がり、目の下にはクマ。どう見ても疲れ切った会社員だ。仕事に疲れた「すみません。...
性格

長岡の風⑤

信介のゆるい人生相談室をお届けいたします。長岡市のゆるい空気と信介のゆるさが相談者の気持ちを自然に溶かしていく(?)様子をお楽しみください。長岡駅の前ベンチ信介はいつものように缶コーヒーを開け、空を見上げていた。「さて。今日もなんとかなるわ...
人間関係

長岡の風④

部屋が驚くほどスッキリした。信介は思った。(物を捨てると、心も軽くなるんだな)。恵子が言った。「信介、いい顔してるよ」「抜けてる顔か?」「抜けてるけど、いい顔よ」信介は笑った。「まあ、なんとかなるわ」ゆるく生きる仕事ある日の夕方。信介が長岡...
人間関係

長岡の風③

信介は静かに頷いた。(そうだな。人生は戦いじゃなくて、楽しむものだ)長岡の夜風が、信介の肩の力をそっと抜いていった。伝染みんなある日の夕方。信介が悠々と長岡駅前のベンチで缶コーヒーを飲んでいると、美咲がまた走ってきた。「パパ!また大変!」「...